エリーパワー電池セルの要素技術

これまでにない「安全性」「長寿命」「温度特性」の3本柱で業界をリード

1.なによりも「安全性」を優先した開発体制

「HY battEliiy(HYバッテリー) 」はエリーパワー株式会社が開発・製造する世界トップレベルの安全性と高性能を実現した、日本製の大型リチウムイオン電池です。

「HY battEliiy Lシリーズ」は釘刺し(内部短絡)・圧壊・過充電しても熱暴走のリスクがなく発煙・発火しない、世界トップクラスの安全性を実現しました。
■正極材に「リン酸鉄(LFP)」を使用
リン酸鉄は熱安定性が高く熱暴走しにくい性質を持ち、発火のリスクが少ない安全性に優れた正極材料です。ただし、リン酸鉄を正極材に使っているからといって、安全な電池とは限りません。電池全体の最適化をはかることで、釘を刺しても圧壊しても過充電しても発煙・発火しない安全性を実現しています。
エリーパワーは「燃えない電池」の実現に向けて、日々安全性を追求し進化し続けています。さらに安全性に加え、耐用年数30年という長寿命を兼ね備えた電池の開発を目指し、今後も研究開発に取り組んでいきます。
■最小単位の電池セル単体から安全性を確保
一般的にリチウムイオン電池は、「電池管理装置(BMU=Battery Management Unit)」によるシステム制御によって電圧や温度を監視・制御し、安全性を担保しています。しかし、この電池管理装置自体が故障する可能性もあるため、エリーパワーでは「電池セル単体から安全性を確保」しています。
■世界で最も厳格なTÜV安全性認証を取得した唯一の電池
世界初(※1)、大型リチウムイオン電池として国際的認証機関TÜV Rheinland(テュフ ラインランド)リンクアイコンの製品安全検査に合格しました。
(※1)安全基準認証(リチウムイオンセルの過酷条件試験マニュアル v.2:2011)
地震や火災などの災害や予期せぬ事故を想定した厳しい安全性試験を実施し、11項目の試験において発煙・発火しないことが実証されました。

2.15年フル充電を繰り返しても、高い電池容量を保持する「長寿命」

通常、蓄電池は充放電を繰り返すごとに蓄電可能な容量が減少していきます。「HY battEliiy Lシリーズ」は電池材料や構造の最適化等により長寿命化を実現しており、15年繰り返しフル充放電(約17,000回)を行っても電池容量保持率70%(※2)という長寿命を実現しました。エリーパワーの蓄電池は長期間の使用でも容量の減少が遅く、10年単位の使用に耐えうる品質となっています。

(※2)※ 電池セルの型式:PD50S06
室温25℃、充放電流48.5A(1C)、1日3サイクルのフル充放電(DOD:放電深度=100%)した場合の電池セル単体における容量の定格容量に対する割合(容量保持率)の予測値です。電池セルを搭載する蓄電システムの使用条件(充放電頻度など)、使用環境などにより、容量保持率の低下度合は変動します。また、搭載する蓄電池の容量と、蓄電システムとして実際に使用できる容量は、蓄電システムの使用条件などの影響によって変動します。

3.極寒のー20℃から、灼熱の60℃まで、過酷な状況でも作動する「温度特性」

真冬にデジカメを使おうとしたら起動しなかった、という経験をされた方もいるのではないでしょうか。極端な寒さも暑さも電池にとっては大敵ですが、「HY battEliiy Lシリーズ」はー20℃から60℃(※3)まで、幅広い温度領域で作動します。
(※3) 蓄電システムの動作保証温度範囲とは異なります。

寒冷地でも蓄電システムの屋外設置が可能(※4)で、限られた室内スペースを有効活用できます。直射日光の当たる屋外や放射熱で高温になる電源室においても、空調や水冷装置などの冷却設備が不要(※4)で、トータル運用コストを削減できます。
(※4) 設置環境等により設置条件が異なります。
エリーパワーの電池を搭載した蓄電システムは、その高い安全性と性能から、大和ハウス工業様やセコム様、NTTドコモ様を中心とした多くの企業に採用されています。
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