社長のご挨拶

災害は何気ない日常の中で突如として起こります。近年、大型台風や局地的豪雨とよばれる大規模な自然災害が増加し、インフラの老朽化や非常用電源のメンテナンス不足等の社会課題が一気に顕在化し、私たちの生活や社会経済活動に大きな影響を及ぼしてきました。

私たちの蓄電池は、国内の自社全自動工場で開発製造している、Made in Japanの安全で高性能な定置用大型リチウムイオン電池です。ひとの暮らしの近くに置くものは安全でなければならないと考え、製造した電池は過酷な試験を実施し「釘を刺しても、押し潰しても発煙、発火しない」ことを確認しています。災害時に発煙や発火といった二次被害を防ぐことは、今後普及が拡大する蓄電池において最も重要視すべき性能と当社は考えています。

また、当社の蓄電池の特長は地球環境に配慮し、希少金属を使わないクリーンな蓄電池であることです。近年は、あらゆる事業体でサステナビリティ性が重要性を増していますが、私たちは創業当初より、クリーンな電池作りを目指してきました。15年電池容量が低下しない長寿命性も、モノを長く使う時代に求められる性能です。

2030年の定置用蓄電池(ESS)出荷容量は2020年比3倍まで拡大すると予測されているように、出力調整が出来ない原子力発電や出力変動の大きい自然エネルギーを蓄えて効率的に使う電力需給安定化や、脱炭素社会に向けたサステナブルな取り組みの中心となる蓄電池の導入数はますます拡大していくと考えられます。

地球温暖化を防ぐため、地球環境問題の解決のため、エネルギーを無駄なく使う新しい社会づくりに貢献していきたいと考えています。
エリーパワー株式会社
代表取締役社長 兼 COO    小川 哲司