#4 失敗を恐れずチャレンジし続ける精神。それが「青春」

なぜこうして頑張っていけるのか。69歳でエリーパワーを創業した吉田は起業して15年以上になるが、毎日のウォーキングから、腕立て伏せに腹筋、スクワットを朝の日課として欠かすことなく続けている。日課をこなすためにも体が大事。3度の食事、睡眠と、規則正しい生活をすることが大事であると話す。
「私は自分の部屋にサミュエル・ウルマンの『青春』の詩を飾っています。青春とは年齢ではなくて、夢を持って先のことを考えて行動できるかどうかです。失敗を恐れてなにもしないことではありません」。
※19世紀のアメリカの実業家、詩人。

失敗しても気にしない。成功の先にはもっと大きな成功がある

自分も普通の人と同じように、いろいろな成功と失敗を繰り返しながら、成功するように、成功するようにと生きていると吉田は言う。
「普通は70歳目前になって、電池の会社は作りません。失敗するかもしれないけれど、そんなことは気にしないことです。成功と失敗は半々でも、その成功をつなぎ合わせていけば、もの凄いことができるんじゃないかと思い、工場を建て、世界一安全な電池を作ることだけを想像し追い続けてきました。創業時は4人だった社員も現在は300人以上、家族を含めると1000人以上になるでしょう。走り出したら止めるわけにはいきません。そのためには体力を維持することがなによりも大事です」。
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