POWER YIILE PLUSの停電時の対応方法と停電への備え

停電への備え

台風等のあらかじめ予測できる災害時の停電発生への備えとして、設定を変更することで満充電を保つことができます。

運転モードを「バックアップモード」に変更する

メイン画面において、画面左上のモード表示が『バックアップモード』の場合は、バックアップモードに設定されています。
『HEMSモード』の場合は、製品前面下部にあるLANケーブルを抜いてください。
『ピークシフトモード』と表示されている場合は、以下の手順で『バックアップモード』に変更することができます。
①[メニュー]アイコンをタッチします。
②[バックアップモード]アイコンをタッチすると、音声と共にバックアップモードにセットされます。
③自動的にメイン画面に戻ると、モード表示が『バックアップモード』になります。
停電に備える必要がなくなった場合は、バックアップモードから設定を戻してください。
HEMSモードに切り替えるには、本製品前面下部にあるLANケーブル挿入口にLANケーブルを挿入してください。

停電時の対応方法

○停電時に行うこと

停電を検知すると、自動で蓄電池からの電力供給に切り替わります。
本製品のAC100V入力部(AC1)への電力供給が途絶えた場合に、停電と判断する機能です
停電が発生した際に、下記の液晶画面表示と音声、アラーム(警報)音によって、本製品の設置場所をお客様にお知らせします。
確認アイコンをタッチするか、コンセント(AC100V)からの電力供給が復旧した時点でメイン画面に戻ります。
※太陽光パネル(DC)バックアップモード有効設定、もしくはAC100V入力部(AC2)に入力がある場合には、AC100V入力部(AC1)の停電検知は行いません。
★ 取扱のポイント

・画面表示と音声、アラーム(警報)音は、確認ボタンにタッチするか、電力供給が復旧するまで続きます(但し、音声、アラーム(警報)音は、10回繰り返した時点で終了します)。
  ※音声、アラーム(警報)の音量を0(=消音)に設定されている場合は、音はでません。

・停電を検知した後、蓄電池からの電力供給に切り替わるまでに、省電力モードOFF時で約0.015秒、省電力モードON時で最大約30秒の瞬断時間(瞬間的な停電)が生じる場合があります。本製品の電気を使用する場合は、接続する機器の瞬断に対する許容時間を確認のうえ、ご利用ください。

○蓄電池の充電方法

太陽光非常用コンセント自立ケーブル(AC2)を接続しているお客様は、太陽光発電のパワコン側を自立運転に切り替えることにより、停電時に太陽光発電による電気を蓄電池へ充電することができます。

太陽光パネルを接続しているお客様は「太陽光パネル(DC)バックアップモード」を設定することにより、太陽光で発電した電力を蓄電池へ充電することができます。
「太陽光パネル(DC)バックアップモード」を有効に設定すると、メイン画面の画面左下に太陽光マークが表示され、太陽光パネル(DC)からの充電が可能になります。
※本製品が満充電の場合は、太陽光パネル(DC)から充電できません。

太陽光パネル(DC)バックアップモードの設定

①[メニュー]アイコンをタッチします。
②[設定]アイコンをタッチします。
③[太陽光運転設定]アイコンをタッチします。
④[有効設定]アイコンをタッチし、『有効設定』をONにします。

○停電から復帰したとき

停電から復帰後は、蓄電レベルを確認し、蓄電レベルが3以下の場合は速やかにコンセントから充電してください。(蓄電池の電源をONにしないと充電されませんのでご注意ください。)
蓄電池が完全に放電した状態で長期間ご使用にならない場合には、すぐにご使用になることができないことがあります。必ず充電をおこなってください。
※電池残量を使い切きると、蓄電池のスイッチがOFFになる場合があります。復電後、蓄電池のスイッチがOFFの場合は、スイッチをONにしてください。