燃えない電池に挑む

火も煙も出ない、安全を極めた大型リチウムイオン電池の開発への挑戦

安全な大型リチウムイオン電池の普及を通して環境問題の解決に貢献したいという夢とともに、代表取締役会長兼CEOの吉田博一がエリーパワーを創業したのは2006年、69歳での起業でした。

当時、エネルギー資源が少ない日本において、再生可能エネルギーの導入拡大が期待されていました。需給バランスの調整が不可欠な再生可能エネルギーの拡大には、蓄電池との併用が必要という考えのもと、安全な大型リチウムイオン電池の普及拡大から持続可能な社会の実現に寄与することを目指しました。

一方、リチウムイオン電池は発火しやすいという特徴から安全性に課題があり、大型リチウムイオン電池の実用化には、いくつもの壁がありました。高安全で高性能な大型リチウムイオン電池の普及を実現にむけて、エリーパワーの20年にわたる挑戦がスタートしました。

何より大切なのは「高安全性」

“燃えない電池”に挑み続けているエリーパワーの「HY battEliiy(HYバッテリー)」は、大型リチウムイオン電池でありながら、釘を刺しても圧壊・過充電しても発煙・発火しない、トップクラスの高安全性を実現しました。世界で最も厳格なTÜV安全性認証を取得した唯一の電池です。この先も「燃えない電池」の実現にむけて日々安全性を追求し進化し続けています。

安全性試験動画

大型リチウムイオン電池「釘刺し試験(未使用時)」
本試験では、電池セルに外部からの強い衝撃が加わり、破損した際に、どのような事象が発生するかを確認します。

大型リチウムイオン電池「釘刺し試験(長期間使用後)」
本試験では、長期間(26,000サイクル)使用した電池セルを対象に安全性試験を実施し、未使用時だけでなく想定使用期間中も安全性が担保されていることを確認します。

大型リチウムイオン電池「24時間過充電試験」
本試験では、24時間にわたり電池セルを許容以上の電圧で充電し続けた際に、どのような事象が発生するかを確認します。

大型リチウムイオン電池「銃弾貫通試験」
本試験では、7.62×51mmライフル弾による射撃を実施し、大型リチウムイオン電池セルの衝撃および破損に対する耐性を確認します。

書籍「燃えない電池に挑む!69歳からの起業家・吉田博一」竹田忍著(日本経済新聞出版社)


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当社関連ページ

【ニュースレター】書籍発売 『燃えない電池に挑む!69歳からの起業家・吉田博一』

メディア掲載

■日経BOOKプラス
 燃えない電池に挑む! 69歳からの起業家・吉田博一
■日経新聞電子版(2017年3月11日)
 (短評)燃えない電池に挑む! 竹田忍著 -
■日刊ゲンダイ(2017年4月5日) 今月の新刊
■THE21 2017年5月号(2017年4月10日発行) 
 連載「原点の一冊 これからの一冊」にて北尾吉孝氏(当時、SBIホールディングス代表取締役社長)が「これからの一冊」として紹介
■ニュースイッチ(運営:株式会社日刊工業新聞社)
 ライフル銃で撃っても「燃えない」リチウムイオン電池を開発した69歳からの起業家(記事公開日:2019年9月13日)
■産業新潮 2018年9月号(2018年9月1日発行) 今月の本棚